スター☆ジャン神〜JIN〜に関するなにかじゃん

菊弥丸 Original 2019/1/27 Update 2019/4/16


キャスト /OP・EDクレジット(別ページ) / 感想的なあれこれ

ネタバレあります。非公式。(アイコンは自分でかいたじゃん)

前作までの EPISODE:1, EPISODE1.5外伝, EPISODE:2のデータ、感想は別のページにあります。
スター☆ジャンに関する…なにかじゃん
スター☆ジャンEPISODE:2に関するなにかじゃん

※final(映画)の感想はブログを読んでおくれ


スター☆ジャン神〜JIN〜
 
テレビ神奈川
2019年1月26日-3月30日(予定)
土曜 9:15-9:30 (全10話予定)

公式WEBサイト

特設サイト http://starjyan.com/jin/

【キャスト】(OP・EDクレジットから。括弧内数字はOP・EDでの役名初出話数)

神:徳山秀典、濱尾學/濱尾学(7):関根裕介
月影光:松林早紀、天河葵:森實りこ、暁廻:内山眞人
泉清次:ジェントル、荘野緑子:宮本京佳、禅堂ミサキ:内田大地
氷室章継:青星、舟森旭:金城陸貴
小田原睦実:アサヌマ理紗(※1,2話「睦」3話-「睦美」10話「睦実」)、小田原求:実愛
中西将:高橋良輔、新田真:寺田安裕香
小田原南次:小久保準(※小久保隼)、貴田聡:柳原光貴
川崎茜:小松みゆ(SIR)、藤沢栞:なりた雛糸、保土ヶ谷真美:磯﨑陽菜
金沢一文:中村有志
霧塚雷:立花あんな(3-)、兵藤嵐:本間優太(3-)
パダ:ジンソク(3-)
火鑑京一郎:KONTA(3-)
ウール(声) MOKU(7-)
サール(声) 柳原光貴 (7)

役名記載無し: 神戸のい、水沢あや

※小久保さんのお名前は「隼」という字です。クレジットの誤りと思われますので併記しました。10話は「隼」になっています。
※むつみの表記は「睦実」らしいのですが(と関根さんが書いている)、1,2話は睦、3話以降は睦美でクレジットされています。10話は睦実。
※1-6話は「濱尾學」、7話から「濱尾學/学」表記

OP曲

「7色の未来」
歌:SIR
作詞:渡邉沙志
作・編曲:渡邉沙志

ED曲

「alive」
歌:徳山秀典
作詞:MOKU
 徳山秀典
作曲:MOKU


OP/EDクレジットはこちら→ JINクレジット編


感想的なあれこれ

タイトル 本放映 ひとこと
1 スクランブルゲーム 1/26 クレーンゲーム

本編導入は例の場所で例のやつが。
今回は天に向かって物を言う意図がはっきりしています。言ってみれば行き場のある怒り、ですかね。

JINがピックアップし、白い世界に集められた人々。トイストーリーのどの話か忘れましたけど、クレーンゲームで、緑の宇宙人が神に選ばれたーって吊られていくじゃないですか。ああいうの。思い出しました。
これから君たちに戦ってもらいます系の話のようです。
1回流しただけなので詳しく見返してませんけど、學(今回この字)とJINが邂逅するところで、マスクオフのスター☆ジャンの絵がフラッシュバックします。それは映画にしか出てない絵だったかな?だとすると映画見てない人は初めて見て「ん?」って思うのかもね。Ep:1あたりのイメージで今回見たら、途中何があったー??ってなるかもしれませんね。
前のfinal(映画)の欄外部分(ごめん)に、この世界観の要約が語られていると思われます。”神のカケラを奪い合う。”
前は、そうとは知らずに、掌で踊った人々がいたという見立てのようで、学は何かに選ばれた勇者だと思って一応前向きにやってきたわけだ。けれど何のために戦ってきたのかを問う先に答える存在はなく、よかれと思ってやってきた先にある自分の道をゆくしかなかった。まあ、それがヒトの世界だよ。神様は普通答えてくれない。自問はどこまで行っても自問だ。
今回は、JINの意思で踊っているとわかりながらのゲームなんでしょか?
だから學もあんな言い方をしてるのかな。
映画の時、私は結びの部分の解釈を放棄すると書きました。それはゲームについてでもあり、学の生き死にといったことでもあり。
多分その時点で解釈してもしょうがない話だろうと思う。あの時思ったのは、じゃあプレイヤーは誰なんだ?ってことだったな。
JINはそこでバグがあるとも言ってましたね。そこら辺もいずれ回収されるだろうか。そいえば、時が来れば迎えに行きますとかも言ってたね。

JINは創造主だと言っておきながら、理由を知りたいとか言ってて、ちょっと変ですね。

一気に人を場に集めてしまったのでいまのところその人たち同士のドラマはないんですが、それぞれに別の日常がありそうなのは良いですね。短い中で性格も見え隠れしている。
學はまた遅刻しておる。(まえよりずーーーーっと本気で走らされている) 睦ちゃんはガールフレンドなのかな。
光、葵はお友達どうしかな。
新キャストが幾人か。どうでもいい話なんだけど、ヤツルギ(たとえに出してごめん)のメインキャストにはヤツルギ顔っていうかなんていうか、独特の顔の部品の配置とか形があるような気がしてるの。
ああ、スタージャンにもあるなあ、って思いました。スタージャン顔。マナブやジンがそもそもそうなんだけど。
大食いは、監督ジャンがやりたかっただけだと思うんだけどどうなんだろーかー。

一応スーツもひととおり出てきます。
ブラックナイトに首がないよー(やめい)

衣装の一部を早紀ちゃんがやってるそうです。JINのは早紀ちゃんが作ったんだって。
片袖のない人が隣にいるのはアレは狙ってる?んですかねw。

正直、まだ、お話は、面白いとも面白くないとも、わからない段階です。 To be continued ---> なのだわ。

感想以外のことについてブログに書いています。よろしければ併せてお読みください。

ジャン☆ジン☆じゃん(スター☆ジャン神の始まりに寄せて)
2 カケルモノ 2/2 リアルな幻実とカケラコンパクト

ジン様の遊びか研究か知りませんけど、趣向が毎回違うのかもしれませんね。今回は星の叡智。どこかで作り出されたのに似たモノでゲームをさせ始めたようです。

ところで月餅ラーメンと月餅おにぎりならどっちかなー。私はラーメンかなー。ごはんと月餅よりは、しょっぱいのと甘いののほうが…。どうだったんだろう。おーい食べたスタッフの人ー。

学と別人であることを示すためか學は一人称がボク。演じる関根さんは、お客さん向けには「ボク」なのでよく聞いているはずなのに、台詞にされると破壊力あるわー。なんでだろうね。慣れるかな。
呼称ついでに。関係性やコミュニティを示すためでしょうね、誰が誰を呼ぶ時はこういう呼び方というのを細かく変えていますが、呼ばなくてもわかるところでわざわざ呼ばせてるとこは少し鼻につきます。誰それ?ってなるとスムーズに処理できなくてそこでひっかかっちゃうな。

で、筋書のほう。
他の人はジンに色々教えてもらったみたいなのに、學は若干突き放され気味なのでは。なんも教えてくれてないよね。意地悪なのかー?
あと、學がやられそうになって、手すりに捕まってるとこ、バッグ絡まってたり、絡まってなかったり、撮り直してもよかったくない?そういうのは気になる。
切られたシャツが直ってるのはカリーナプリマべーラ行く途中に阪急で買ったのかな(そこはええねん)。

チンピラカップル(すまん)はわかりやすいです。連続窃盗のネタ即回収。
望んでいることと手段がはっきりしてるから実行にうつしやすいのかもね。道具は使い方次第ということか。

むつみの家にはむつみ以外の女性の影がないっぽい。ミート犬の近くなのか(ww)
なんか、前は生活の部分を書かなかったじゃないですか。家が出てくるだけで、おお、ドラマっぽいぞ、と思ってしまうね。

光葵コンビは、むー。アフレコがんばれ。
葵はデバイス好きなんでしょうか。エフコンって言い方は好きじゃない。オフコンみたい。(オフコン知らないよね。いいんだ。個人的事情だ。)なんとなく學のだけガラケーなんじゃないの?て思ってしまった。
今回タイガジャンに光が変身しています。元々女性としての記号のないスーツなので、みょーな感じ。女性だということはすぐわかるように演ってるっぽい。この話の殺陣は関根さんがつけてるそうです。めーん!(剣道やってる設定) 笑える。説明でなくシーンでわからせるのはいいですね。

命を賭ける羽目になりつつ駆ける學くん。間に合いますかね。話が動いてきたようです。

3 マモルベキワ 2/9 リングアウト

話はバトル回。ひと安心と思いきや、という、ep2初回を思い出させる展開と、警察署前での黒い星の紛失、そしてコンパクトがひとつ黒騎士の管理下に入る。(あまりモチーフの合致を深追いしないようにしたいとは思うんですが。)横断幕が目に入りますね。あの幕ep1のころからあるねん。「みんなの輪」。
ああかわいそうやなあ、學ちゃん。守れなかった。チャキチャキ過ぎるオトコマエなむつみちゃん(と、喋んない求)、どうなっちゃったのかね。
とりあえず2組消えましたね。人が消えることで話が動く。通常運行だなスタージャンめ。こういうとこ嫌いですね。キャラをコマとして動かしている感じがすごくして、話を動かす側がJINみたい。これはfinalの映画を見たときにも思ったんだよね。いや、もっと前から、基本”外から目線”だなーって思ってる。
ジンは人々を眺めながらデータを集めてる。どのくらいそれを続けてきたんでしょ。ちょっとしたビッグデータだね。
自分で用意した実験装置の中でなにか面白いことが起きないか、なにかみつからないか。その気持ちはわからないでもない。しかし中にいる人はえらい迷惑ですな。
そして外だか中だかわからない視点から編集されたものを見てる我々視聴者も揺さぶられる。
第2陣の参戦組がここで登場しています。やっとメグル(廻という字なのだが)が出てきたねえ。
あと、警察の前に自首しにきたわけではない大物凶悪犯、火鑑。(今変換したら一発で「膕」っていう字が出たの。何この字。みたことないよ。膝の裏だって。えええ?)悪もまた、前のファンタジーな悪ではなく実生活から想像可能な部類の悪になりましたね。
1話で出てきたのは、学とすれ違ったり、光とすれ違ったりしていた人々だったんだけど、今日初めて出てきた人も、いくばくか彼らとすれ違っている人なんでしょか。
あと、なんとなーく、まだ隠し球がありそうな気がしてるんだけどどうかな。

4 ウツロウクチモト 2/16 すり替えられるのぞみ

學ひとりに女3人の修羅場回(ではない)。主に室内での進行になります。Wi-Fiつかえますww
変身なしの回も作れるのが、独立系のいいところかもしれません。そのぶん物語を描けます。 (と言っても、あまりにも変身後が出ないのがかつてのスタージャンの弱点でもあったので、その辺は他の回でバランスをとるということでしょうねえ。)

今回(から?)OPに4話の絵を使っていますね。物語がまた方向を変えそうですが、途中で切れてる感満載のため様子見で、なんか、あまり感想が浮かびません。それにしても入れ替わり立ち替わりとはこの作品のこと。

早々に帰る火鑑は、ゲームは1日1回までらしいぞ。酒は楽しみながら少しずつ飲むタイプか。

學くんは、自分を守って消えたむつみを探している。
かつて、学が消えた世界で、巡が頑なに約束の場所で兄を待ち続けたことを思い出します。信じていると言えば聞こえはいいですが進めない状態。
そこに緑子さんと清次さんが本格始動。清次さんは名刺が黒い星で、たぶんブラックな某社にお勤めね。(住所が菊名。会社のそばで電話かけてたんだw)
主導は妖しさ満点の緑子さんっぽいのかなあ。転職の相談にでものったのかしら。←適当妄想。
そのやり方は、ある意味平和的ではあるよね。口車に乗せている、という穢さを別にすれば。再びひとが傷つくことを厭い、かつ、あてのない希望を棄てられない學は、そこにつけ込まれてしまう。しかしコンパクトを手放した者は生きていられるものなのかしら? 鏡に映る學はあちら側に絡めとられたか。チカラは移ろい歩く。

學の関根さん、JINでは、動かずに表情と言葉で芝居をする箇所がだいぶあります。いいんじゃないですかね。元気一辺倒の押せ押せばかりじゃない所も見せておかねばね。

5 ポイズンライズ 2/23 見顕わしの毒婦と放たれる駒々

10話のうち前半分終了。 あ、そうそう。先週あたりから公式サイトにキャラクターの名前紹介と、あらすじが載り始めましたのでご覧ください。

うはは。緑子さん、やっぱりというか、予想以上の人でしたね。
泉さん、そのままでいいのか?たちあがれー。RISE! (笑)
ところで、この、緑とか泉とか(中とか西とか…)は区なの?

お酒に強い人は麻酔が効きづらいらしいですね。葵がそうだとは言わんけど。
いや、わかんないし、幻惑に耐えるため必死で太ももにナイフを突き立ててたかもしれないし(ないない)。
でも泉さんは疑ったのに、その人にはあっさり渡すの?あっさり?あっさり過ぎない? (だいたい、なんでこの人達来たの?)
まあ、この残ったコンパクトが命綱になりそうではある。

メグル始動。ジンの力の前で中西は動けなかったのに、廻は動けた。相当なチカラ、と理屈ではわかる。しかし野獣のようなというのはぴんとこない。優男のようで結構強いね、くらいの印象です。もっとめちゃくちゃでもいいかもね。 それだと火鑑とかぶるかな。
廻からジンに対して「どこかで?」って言わせてますが、このコンビ(プラス片袖のにーちゃん)、明らかに狙って揃えてるのに見た人の反応が薄いよね。リアルタイムでテレビ見る人より、配信で見る人に刺さるネタなのかな。

學と嵐。嵐という名前であるからには、いずれは白いのを纏うのですかね。新キャラに同じ名前を与えて、違う俳優さんなのは今のところこの人だけじゃないですか。前の人は出ないと思って良き?あ、そこは突っ込まないところ?

學は、普段の関根さんかな?と思うようなテンションで(わりとあのくらい)、本当にコンパクトを騙し取られたと思ってないとしたら随分お人好しですが、暗示のせいだよねえ。
(濱尾センセー、濱尾先輩、とまた立場によって呼び分けられる濱尾サンである。それだけ多くの人に接している立場の人でもあるか。新しく呼ばれるたびに違和感だらけで落ち着かない。)

スタージャン名物”とりあえず人が増える”(いきなり点呼からだからな)で、人の感想だけになってしまったのをご容赦ください。
今のところ、コンパクトを動かす側の話に終始しているのですが、睦美(字がさ、本当はどれなのかがわからないのよ)達をどう戻すのか、学(黒いほう)がどう絡むか、はたまたJINの側の秘密やコンパクト自体には寄っていくのか。あと5回やで。見事に収めたら拍手。 (これまで収まったことはないけども。)
毎回ターニングポイントって気もしないでもないですが、つぎは學ちゃん変身しそうだし、少し話が動くのでは?

6 ノゾムセカイ 3/2 個々の大義

今回変身体も出ていますが、セリフ劇の様相も呈しており、皆さん思ったことを喋ってますね。
火鑑と學が相反する理想を語っています。スクラップVSビルド。
ジンが最初に求めた、感情を解き放つステージに學はようやく立ったように見える。そののぞみは自分の理想ではないようだけどね。 どうもひとは戦うのに理由を必要とするようだ。
臨む、望む。一望する。セカイ。
私が思うに、ひとがカミの真似をしたがってるわけじゃないんですよ。 人がしようとするのは、単に人がしたいことなだけだよね。カミはそれができる存在として考えられただけだ。 ただ、ひとののぞみは色々ある。すべてできるのは、全てののぞみを映す全能の存在のみ。 (まあ、だからカミなんだけどね)
共に見た夢は私ののぞみか、あなたののぞみか。個別の相反するのぞみを叶えるには、のぞみどうしが戦わないといけないんだろうか。その方法しかないのかね。なぜひとは戦う話を求めるのか。

・喋らない求、囁くww   ささやき女将と言う言葉がよぎりました。ゆく平成。  
・學、めまぐるしいな。
・ボケている學に対して光が厳しい。 ああいう人、いる。
・清次さん瀕死か。前に巡のときに、心拍なくなったら全員で見てないで蘇生だろ!(♪はやく、つよく、やすまずに)って大突っ込みを入れてたので、今回は助けるんだな現実的だなと思いました。
・火鑑に、ご当地浅倉という言葉を思いついてしまうなど。
・1話でフラッシュバックしていたfinalの「学」がラストに挿入されています。
 干渉してこないはずのものが、まぎれこんできそうな気配ですね。求もそうですが、ゲームの埒外から人を動かすベクトルが加わってきました。
 裏技と称されるやつじゃないの?w

クランクアップ近く(放送はじまってからやで)に撮られたと思しきシーンがあり寒そうです。次は、衣裳はあいものにすべきだー。

7 アカキライホウシャ 3/9 ヒーローは遅れてやってくるんだぜ?

めぐちゃん今度は助けてもらってよかったね。内山さんだからっていつも安らかになってたらたまらんわ。(いや、まだわからない)

公園のシーンのスタージャンの色に違和感あります。この緑じゃないなあ。夕暮れだから?
それで後のシーンも見返してたら撮影用のスーツ、鎖骨のあたりあんなにぼろぼろになってる。悲しい。
新しいキャラ作るなら一緒に直してあげて欲しかった。ただ悲しい。

さておき。
意味ありげにうろちょろする求。トイレの花子さんみたいな存在に見えてきてます。
コンパクトを拾ってしまい隠したままの雷(「あずま」。読めない。絶対読めない)。落としておくわけにもいかないしなあ。

ジンの持ってる(?)うにょうにょ(失敬)に変化が。
いくつもの世界樹を手入れしている”庭師”と言うのが出てくる作品を読んだことがありますが、傷がついたら枯れちゃうから虫を取り除くみたいなことをやってんの。ちょっと思い出した。
神、叡智、世界、指輪…じゃなくてコンパクトなのなw。(連想ゲームはこれくらいにて。)

Twitterにモクー空間(本牧)とか書きましたが、うちらの世代だと寄居の採石場だったりする、特撮名物、急にどっか広いところで戦うやつ。
もうもどかしく屋上への階段を登ったりしません。緑子さん寝たまま転送。(この回のブリザードのアクトレスもやってるそうです。)

學くんはまた受難である。コンパクトのチカラに頼ってるうちは勝てないかもしれない。
痛めつけられてもそれがいいというタイプの役もあるけど學は違うな。こっちが痛い。

そして、コンパクトの呼応とも見えるなにか。 それは時間を超えて、か、空間か、次元か。わからないけどつながる2つの☆。

セカイは1つしか作れないって火鑑が言ってたね。ここまで見てると、ほんとにそうかなあ?って思っちゃうよね。
セカイは偽りか?そういうことばでいいんだろうか。

で、ヒーローはいつも遅れてやって来るんだぜ。

「うはは、わけわからん」ってTwitterに書こうとしてやめた。
きっと”やりたかった”んだろう。
で次に来た感想を書きました。
それは、メガネねえな、です。
あれだけ見慣れた「学」の衣裳なのに「誰?」って感じになりましたわ。
まー、クラークケントだってピーターパーカーだって、眼鏡かけてるうちは普通の人ですからね。
で、なんすかあれ。入れ替わったのか混ざっちゃったのか本性が出てきたのか。
"マナブおこ” だな。ライジングマナブか。マナブマナブかも。(横浜ヨコハマじゃないんだから)
逆にどうなったんだろう「學」は。

学にしろ、學にしろ「次はまもる」という意識があるんだと思うけど、それはfinalのカケルが言ってた”チカラが欲しい”に通じるとこがあるよね。
正義って危うい。戦いをやめさせるには戦い。だから困る。

8 カミノハコニワ 3/16 エンバグ

8話は説明回。尺ぱつんぱつんなため、OP/ED短縮w。
(このページ読んでる人はネタバレを承知で果敢に読まれている方ダケだと信じていますが、前作に関わるネタバレあります。普通のネタバレもあります。ありますからね。)

ep:2のときもこの位置で説明がありましたね。 ちと語りすぎてますかね。我々には見せられてない部分をマナブは知ってる。だとして、そこは視聴者には伏せて、ジンの行動から明らかにするとかでもよくない? そゆとこ8話はわりと通常スタージャンに戻りました。どうもこういう回があるのねん。
ハコニワの件については、ちょっとガルーダ1号、ガルーダ2号っていうの思い出した。(かるくぐぐるとわかります)
ことばじゃなく画面にハコニワわーーーって並べてさぁ、ハコニワ1号マナブが暴走失敗破壊、ハコニワ2号マナブが暴走失敗破壊、ハコニワ3… w

前回書きましたコンビ名ですが、やっぱりマナブマナブになりまして(違うから)。妙なことになっちゃいました。
まあ、あの格好で「ボク」とか言われると気持ち悪いですけど、「オレ」だと「学」寄りすぎて、あれ「學」どこに居る?って思う。

ep:2のときに説明をすっ飛ばした、あんだけ綺麗に吹っ飛んだのになんで学は傷ひとつない身で帰ってきたのかというのを、間接的ににおわせたんでしょうかねえ。
外から見れば伝説の勇者と同じ名前の若者が臨死をきっかけに覚醒…みたいなことになっており。 やべーな。そんなたいそうな人だったかマナブちゃん。
たしかにハマひとつ吹っ飛ばしたけどな。
コンパクトに互いの手が重なったとき、そのポーズはいけない…って思ったよねw
この話はfinalを映画館で見た人にこそ届けたい。
つーか、映画見てない人が、イマイチわからないだろうという意味で、とてもスタージャンらしい構成です。そして前のを見ればわかるのかなあ?って見てもやっぱりわからないというw
どこかではつながってるかもしれないが、我々には一部しか見えていない。だが勝負は見えてるところで行われるんだぜ。

で、スタージャン「おこ」になってますが、このライジングが戦っているときは鬼神のようで、戦闘モードで慈悲を感じさせない。学も學も素顔の時にもそういう面がある。見ててあまり気持ちいいもんではないです。
私はその感情の切り替えはよくわからないですね。不連続な感じ。あ大魔神w。あれだわ。
殺陣は好きです。

それから、謎の合コンあります。
ゲーセンのクレーンで吊られていくおもちゃは、まあまあ選ばれてるんですね。
なにかに選ばれた勇者なんだと勝手に信じて戦ってきた学と、意味は知らないが選ばれたことだけを明確に知っているJINの登場人物達で、自分で戦う意思のあるのは前者なんだよね。(緑子さんは違うけどな)。
それを分けるのはなんのために戦うのかの文脈に納得性があるかどうかなんじゃないかな。 ただ選ばれただけでは戦えない。
形のないプリズムスターが選んだ願いに対して、今回はコンパクトを集めるという一見物理的な方法でのあぶり出しの手法。
うまくいってるんですかコレ?

廻がねえ、まだ馴らされていない野生のメグルを演じております。懐かしいな。クールだったメグルだ。
予告については、一旦棚上げしておきます。ああ、でもやっと、クラウドファンディングを使ったフォームは出るようだよ。

9 ヒトノミルユメ 3/23 識と世界

熱出してるとこんなゆめ見ますね。結構身体に引きずられるんですよ。デスガ、それを真っ向否定するのが今回の話です。

あのねシステムは運用し始めたらそんな簡単に止められないんですよ(怒)←職業病
動かしたらちゃんと責任持っていただきたい。
あ、でもね、ちゃんと死んでくれなきゃってのは、ちょっと思った。あんな生かし方はどうかと思う。

学(と求)はバグと呼ばれていますが、ウィルスのような描かれ方です。
感染したファイルは大事なものでも消さないといけないし、バックアップがあってもアレ入りのままだと、それを復元するとまたどんどん広がってしまうんですよね。(←なにかを思い出した様子)
作ったものがそういう動きをしてしまうには、違う意図で相当いろんなことができるように仕込んでるはず。
しかしどう動くか書き手が理解しないでプログラムを書いてることはあって(暴言)動かしてみなきゃわからない。まあそれはわからなくもない。

プロセス(うーん。動いている最中のプログラムかな。)に意識があったら怖い話です。
プロセスを止めるコマンドが"kill"だったりするオペレーションシステムがありますが、 動かしてみて「やば」ってなってすぐkill。普通のことですわ。
無生物だからできることです。
それが”オレタチハイキテルンダ”とか、”オウチニカエリタイ”とか言い出すんですよ。
きゃー。 やだよそれ。無理だって。

しかし、ジン様は、次々とkillしていきます。
ちょうど、前の時間帯に川崎市の番組をやっていて、藤子・F・不二雄ミュージアムの特集だったので、”どくさいスイッチ”という言葉がよぎりましたですね。
(変身したのはなんなんですかね。あれだけのためのフォームじゃないよね(おそるおそる))

ジンはなんだってそんな性格のものを作ってるの。データだってうそぶいてるけど、ああいう形の意識あるものにしないといけなかったのはなんで。あの世界が、欲しかった世界の習作なの?

唯脳ということばがある。
ものがあると思ったり世界があるのを感じたり、みな脳がやっていることだ。
しかしそんな我々も、物理的な身体も世界も一応はあるものと無邪気に信じている。
“マトリクス”(という映画)ですら、プラグを外した外の世界があり、主人公には実物の身体があった。

この話では、それもないということになっている。唯心(あるいは唯識?)といってよいか。(どんどん哲学的になってくるぞw)
では、意識(とは?)を造りだしデータなるものに結びつけることができたとして。それは生命だろうか。
少なくともその意識自身はそう信じている。それを消すのにためらいはないか。

学ちゃんは泣いておる。かわいそうに。
ジンは酷いな。ジャイアンか。(ごめんジャイアン。言いがかりだ。)
強がって強がって、いつも本心を見せなかった学。もう強がって見せる相手もいない。

しかしコンパクトは残された。 求くんがさっさと回収してたんですか??抜け目ねえな。
求は自分には見えない自分というところなんでしょうか? (ジョハリの窓 [検索])

立ち向かう意思を込めたカケラは集まった。
‪小さなセカイは再起動される。

だいぶ昔。古いワークステーションで作業をしていて、誤ってひとつのファイルを消したことがあります。
ユーザーのIDの書いてあるファイルでした。何もできなくなった。自分すらいなくなりました。
先輩に電話して、泣きそうになりながら一人でセカイ(笑)を修復しマウントし直しました。
ユーザがいなくなりデータの名前も場所も見えない状態になったら、ないのと同じなんです。暗闇です。
小さいカーネルを立ち上げ、あるはずのものを手探りし、ファイルの存在が見えたときのありがたさ。
その、出来事が、あの"スフィア"の話を聞きながらふっと浮かびました。

学の願うものは何だろうか。
では自分が神になろう…とかは言い出さないだろう。多分w。(なんでもいいんだからそういう願いでもいいよね。)
世界を神から人の手にという物語は歴史の中で何度も書かれてきたことですね。その物語はなぜ必要とされるんだろうか。

でさ、今回、にいさんがなんか自信ありげだから、今度こそ割と終わるんじゃないかと思ってるんだけど、甘い?

10 ココロノカタチ (終) 3/30 ハコニワマナブ号

再起動された世界の中で、勢揃いで一応の決着を付けようとする回、デス。
清次さんはもっと出番があっったんだろうなあああ。いいシーンじゃんもったいないよ。
これ以上造り手にムリさせられないけど、1クールあったらなあ。
表面的には色々回収したので、前ほどの投げっぱなしっぷりではないですけど、新しい謎を投げて終わるスタイルはそのままですね。
しかし前よりはずっと締まった締め方だと思います。

****

「自分や他者が本当に存在するかということは証明できない。
でも人は自分が存在しないとは思ってない、でしょう?
個々の心が、個々の身体と共に在るという前提のもとに私たちは自分たちの存在について考えてきた。
自分たちはただ在るのか。何かが作ったのか。そんなことも含めてね。」(Twitterから)

我々の作られ方に於いて、自分が在ったり、他者と交流するには形は要るだろうって思うんですよ
思っただけで通じ合えるならば便利だけれど、そのとき自分と他者の区別は曖昧になってしまうかもね。学と學みたいに。カタチは境界線、カタチはインターフェース、カタチはつながりのよすが。(「よすが」って、漢字は「縁」なんだね。)

求。もとめるもの。もとめられるもの。その名を持つこども(と見えるように仕組まれたなにか)
自称、ジンのココロ。いや、そんなもん取り出せた時点でびっくりだ。
具現化される前にその声をきくことのできたのは学と嵐?
学は"思ってるよりずっとトクベツな存在"だとして、嵐は若干謎ですよね。名前は嵐なのに取ったコンパクトはブラックナイトだ。何かありそう。

求が関与したハコニワの中のジンは"求パッチ"が当たっちゃってるわけだよね。求のシュミが反映されるんでしょうか。うわぁ俺に俺の知らない設定があるー、みたいなの。それはつらいな。早く排除しないとな。自分だけど。(注:そんな話は描かれておりません)
マナブは學にパッチ当てた結果、学が濃すぎるんでほぼ学です。なんか、溶けちゃったね。
現物だと思うと、ねえよ、學返せよ、ですが、ああいう世界ならあるんでしょう。むっちゃん、あれで納得?いいのあれで?
面割れの都合かと思いますが、変身したスタージャンは、身体はライジングだけど、顔は元のスタージャンで、ちょっと優しい。混ざった効果だと思えば、をかし。
(※パッチ:書き換えたいところがあったときに一部分だけ書き換えてくれるやつ)

どうやっても消えないファイルとか、何度消しても出てくるプロセスとかも、身につまされます。再インストールをオススメしたいところだが諸事情で運用し続けなきゃいけない場合もある。腹も立つだろうよ。同情する。

しかし、学はほんとにバグかね。あんなしにづらくて何度でも起動してくるやつ、理由なく出てきませんよ。しにそこなったzombieかと思ったけどdaemonが繰り返し起動させるなにかみたいなもんかもしれない。プログラムだとすれば元々そう作ってあるんじゃないのかなあ。
それとも自然発生したならゴジラかなんかですかね。世界を高度に作りすぎてそうなった?
あるいは別の主体の関与でしょうか。
(※daemon (demonではない):「(古代ギリシャの信仰では)神と人間の間の自然の神性または超自然的な存在。」とgoogleさんは言っている。UNIX系のコンピュータ的には常駐プログラムのこと。ユーザが起動させるんではなく、いつもいて、なにかのきっかけで必要なときだけ仕事する。)

人間が出てきちゃうのだってさ、本当にあの仕組みを最初から全部、基盤に至るまで自分で組んだんだったら、組んだ人がそう作ったからだよ。「なんでーー?なんで毎回こうなるのー?」って騒いでも、「おめえがそうプログラムしたからだ」って言われて終わるですよ。なんでだよ、ってなるのは自分がこう作った、こう動くはずと意識をしている以外の未知の部分や誤解があるからだ。そのミソは明かされていませんですね。
…案外「致命的に料理が下手」みたいなやつだったりしてな…。ジン…。
「このラーメンの観察はもう充分だ。廃棄する。」「最後まで責任持てよ!」 (ソレハベツノヒトデハ。)
#これどんどん拡げられるんだけど。

でね、ラーメン…じゃなくハコニワ棄てるの結構大変みたい。

ココロや感情の有無を対立させる。よく描かれる図式です。ただ、感情のないものを描くのがとても難しい。
感情がないんだなって納得できるような表現(セリフも芝居も)ってあんまり見たことがないですね。人はなんにでも心を見てしまうから。
ジンも無表情だけど有りそうなんだよね。ココロ。
ジンは正論を言っている。少し人間にスポットを当てすぎだとは思うけども、感情がなかったら争いは起こらないというのは、そうだろうね。
マナブは反論する。喜怒哀楽あっての人間。BadEndの可能性もあるが道の途中での勝手な打ち切りには全力で抗議する(意訳)。
こういうときの学のセリフって、みんなには名ゼリフと聞こえるのだろうと思いつつも、私にはすっと入ってこない。
そこに寄り添えないと、スタージャンのどこに寄り添うんだっつー気はするんだけどw、前からそうで。校長先生の朝礼の話みたいに頭の上を通り越していきます。上のは結構咀嚼した結果。
だけど感情がなかったら面白くもないのは同意する。ジン、自分で面白いとかもっと楽しませろとか言ってるのに、変だよね。

闘いは、根負けした格上の敵から猶予を与えられるパターンです。
ひとりで同じやり方でやってると毎回同じ帰結になりがち。他人の視点は必要ですね。
かくして、マナブちゃんから新たな気づきを得たジンはハコニワマナブ号(私がいま勝手に命名)の運用存続を決定。
これさ、もしヒトの発生からの歴史を含めてハコニワが進んできたなら。ずっと早くにハコニワの廃棄を決めていていいはずじゃないのかな。だって、戦争ばかりだよ。
この時代まで待っていたのか、この時代を作ったのか、どゆことなのかね。

そして、いのちはやり直しがきかないっ!
…まったく説得力がない光景が続いてます。
便利だなあ。

エンドロール後。
えー、やっぱ、アンプラグドな世界はあるんじゃんってなったよね。レディープレイヤーワン思い出した。
でも外にあるのは…
この世界の有り様が、ジンが必死に(←たぶん)スフィアを作り続けてる理由なんだろうね。

前作で学が帰ってこられた理由ははっきりしなかったんですけど、涙もまたなんらかの特別な存在であったかもしれない、と思ってしまうのはうがち過ぎ?そして不在の間に…あるいは探があのコンパクトにたどり着くまでの間には何が?

なーわけで続くらしいですよ。

さて、マナブの開けたのは、いったいなんのとびらかしら?

※ジンにひとつ伝言
シュミレートちがう。
シミュレート。シムシティのシム

ブログにて総括。

始まりに寄せて→ジャン☆ジン☆じゃん(スター☆ジャン神の始まりに寄せて)

8話までについてかいたこと。(主に話の中身について)
「スタージャンのおはなしして。もっとほんとっぽく。もっとゆめみたいに。」(スタージャン神終盤戦に寄せて)

終わりに寄せて→つくったりこわしたりつくったり (スタージャン神-JIN-終了に寄せて)

10話エンドロール書けました。(なにげにEDロールにネタバレもある)→クレジット編

追記:4/16
2週間を経て。
JINは不味くはない。けれども、あれは江戸だと思っていたけど実は京都の大覚寺やら鴨川なんだよっていうのを見せてしまうようなストーリーなんだ。
時代劇のロケ地というのは、現代劇のロケ地を見るのとは全然違う価値観の転換を引き起こすんです。ヒーロー達がセンター北でバトル三昧だったところで大勢に影響ありませんが、江戸のあれは現代の京都のここだよというのを見てしまうと、もう江戸だと思ってた頃には戻れないんですよ。
それと同じように、セカイはジンの作ったからくりで、人々も「そう、ぷろぐらむされているだけです」(by あなたもえいちのひと)と言われたら、そのプログラムされたブツが「オレタチハイキテルンダ」と言ったところで、なんなんだろうなあこやつは…と思ってしまう(ごめんな学。)
JINでスタージャンが失ったのは浪漫かもしれないって思っている。浪漫の反動としてやってくるのは写実だ。評価できるのは「日常」(それも作り物ということだけど)。「ぼくのしっている」コトだけが描けている。
それ以外の部分にあるのは、できれば、説明されてもなお神秘性を失わない設定であってほしかった。
次回作がJIN側を描くならば、苦戦するかもしれないって思う。誰も知らないセカイについて、これまでこの作品は納得がいくほど描けているとは思わない。見せられるだろうか。JINのいるセカイ。
(あと2週間で平成が終わる夜に)