あっれはーだれっだー、だれかがよんでる、だいなみーっく
9/18 永井豪×オーケストラ ダイナミックコンサート
東京芸術劇場コンサートホール
指揮：和田一樹 演奏：東京ニューシティ管弦楽団
15時の回を聴きました。
いいコンサートでした
最初パイプオルガンの演奏のあと、序曲のような形で、さまざまな永井先生の作品の音楽が流れまして、
そこにハレンチ学園が入ってきた時点で、えっ？てなりました。お、オケでハレンチ学園ww。これは。
ロボットものやＳＦでかっこよくいくのかと思ったけど違う。全部ってことだ。おっおぅー。
プログラムが進むにつれ、ロボットアニメというくくりでは落ちてしまう、ドロロンえん魔くんや、魔女っ子チックル、リミットちゃん、デビルマン、ハニーといったところを押さえているのも、OP, ED,挿入歌がどんどん出てくるのも嬉しく、
どなたが仕掛けたものか知らんけど、多分、このコンサートは"好きな人"が作ってるのだ。と確信しました。
オーケストラアレンジになった音の厚みもよいし、
コーラス付きでイメージの再現もよろし。（だがやや何を言ってるかわからない）。
このコンサートのピッタリしっくりくるのは、きっと40代後半から50代だと思うのね。
けど、もうちょっと若そうな指揮者さんが、きっとこういう音楽が好きなんだと思うんですよ、びしっびしっと決めるべきポイントを決めてくれるのがきもちよい。
そして、緑色の燕尾服で両肩甲骨の辺りに縦の赤い筋が入っている。
…デビルマン仕様なのだった。
キューティーハニーでは、赤いウィッグのカッコいいおねえさんがダンス
デビルマンでは、デビルマンに扮した、筋肉も露わなおにいさんがアクションというか技斗。
楽しんでいいコンサートなんだよとアピールしてきます。
ていうかリアルデビルマン、すごくツボ。ずっと見ていたい。
あと、題名のない音楽会ちっくに、楽譜を見ながらの解説もあり。
最後のほうで、水木一郎さんが登場。マジンガーを中心の歌唱。
ハワイに行こうとしてたら、もう一曲歌ってくれと呼び戻されて録ったというマジンガーZの思い出など話してくださいました。
ラストは、お客さん含めたマジンガーＺ歌唱で締めでした。
あ、写真はね、会場にいたマジンガー。開演前のみ撮影可でした。
客席には永井先生がいらしていて、2階席には宙明先生もいらしていたそうです。
途中年表の読み上げのところがだいぶ眠くなりましたが
それ以外はとってもよかった。
あと、途中何回か、ああ、ささきいさおさんもいたらなあ…って頭をよぎりました。
総合的には満足度の高い音楽会でした。
趣向が違うんだと思いつつも、前のあれと比べてしまいますねえ。
あるべき姿(音)が見えてる人がリードするって、やっぱ、だいじなんだとおもうじぇ。