時代劇,風神の門

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(ネタバレあります)

夜桜お染。2003-2004年、フジテレビ、映像京都の作品。若村麻由美のお染。この作品すら20年以上前になってしまった。
BSで斬九郎の合間にたびたび再放送があるので3周くらいは見たかと思うが全話録れていたか自信がなくて、一応と思って録画していた。

お染は元は売れっ子の旅芸人だが今は芸ごとの師匠で身を立てている。
毎回の事件解決ものと見せながらお染の親の死の真相を探るストーリーと、仇を探していたら帰る藩が滅亡していた男の話が軸としてすべての話を貫いている。
元の元は武家の娘だった”御家人斬九郎” ...

2022年11月27日時代劇,風神の門

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11/5 名作の舞台裏「風神の門」
情文ホール(横浜情報文化センター6階)
放送人の会による放送ライブラリーのイベント、「名作の舞台裏」。第52回だそうで、もう20年くらいになる催しです。
取り上げる作品は「風神の門」(1980)。やっときたー。というか、今になってよくこれにスポットが当たったなあという感じ。

風神の門
1980/4/9-10/1
NHK 総合 20:00- 全23回
水曜日の時代劇枠での放送作品
当時は何曜日かに昼間の再放送もありました。
あらすじとイベントのあらましはこちら。

2021年8月31日時代劇,黄金の日日

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朝の週イチ再放送が始まって半年に差し掛かろうとしています。
本棚を探したら、大河ドラマストーリーの本が出てきました。
(あ、そこに何が書いてあったかはここには特に書いてないです)
以前のBSでの再放送当時(昭和の最後か平成の初めころ)は古書店で探しても見つからなくて、代わりに峠の群像のストーリーやら、海と風と虹との帯付き本などを見つけて買ったりした覚えがあるので、この黄金ストーリー本は多分後年偶然見つけたときに買ったのでしょう。しかし中身を読んだ覚えがありません。
社畜状態の頃で開くことすらしなかったのかもしれない。

2021年8月31日時代劇,黄金の日日

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1クール(13話)を終わった時点での書き物をうっちゃったままにしていたので、上げておきます。

ネタばれあります。
先読みネタバレ絶対許さんという方は引き返してください。
(よし。一応警告した。)

黄金の日日の再放送1クールが終わりました。
それを区切る第13話の締めは善住坊と助左の別れで、漠然とした予感の中の静寂でした。
「クール」なんて分け方はもう古典的かもしれないけど、この当時はまだ意味があったと思う。
1クールは13話。2クールで半年、4クールで1年。
13話だと立ち上がり部分という感覚です。
現時点で ...

2021年8月30日劇伴,時代劇,黄金の日日

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ときは2021年4月、日曜日の早朝から、週一回で黄金の日日(昭和53年(1978)の大河ドラマ)の再放送が始まっています。

ツイートでの実況を読んでいると面白いですね。みな異口同音に当時のキャストが昭和の名優ぞろいであり、多くが鬼籍に入っていることを語っています。50代以上の人は、善住坊の処刑のシーンがトラウマであるといい、もっと上の人は太閤記や国盗り物語を思い出しており、比較的若い人は、あるものは真田丸を、あるものは麒麟がくるを想起し、もしやあの場面はコレへのオマージュであったのか?と、様々な発見をしています。
のちに作り手となる方々がこの作品から影響を受け、自分の ...

2020年12月15日時代劇

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「「妻は、くノ一」初回。金子成人。ちっと駆け足だが、まあ面白い。
時代劇をなんとかしなければと、染さんは、こないだトークショーで言ってた。京都で撮ったそうだ。協力 松竹とあったがそっちの撮影所かしら?東山越前はCAL、東映そのものだったし、もうNHKに場を求めるしかないのか?」
「斬九郎からのつながりなのか、若村麻由美が出ていて「妻」のおっかさんの役。蔦ちゃんが、おっかさんだよー。時は移ろうんだね。」以上、twitterから。
地上波待てなかったので、オンデマで一気見してしまいました。
最終話。
いつか妻を船に乗せて異国へという彦馬。
船長 ...

2022年11月7日時代劇,風神の門

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金子成人がメインライターをつとめた風神の門というNHKの時代劇がある。1980年の作品。
司馬遼太郎の同名小説、梟の城、城塞を原作にとり、キャラクターを活かして違う話を仕立てている。主人公は霧隠才蔵。
同じ金子成人の書く、猿飛三世の初回を見たときに、「風神」に思いを残す者たちは、お市が言う「ごろた石」という言葉からメッセージを受け取っていると思う。
石垣と石垣の間を支える小さな石。
それはかつて、風神の門で真田幸村が霧隠才蔵にかけた言葉だった。
最終回、再び、風神の門のモチーフを見る。
ただし、悲劇性は排除されている。この話自体がオーソドッ ...

2020年12月15日時代劇

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■アテルイ伝、3話。
「転」の要素をみんなここに入れたら転以外なくなった。
けれど、そんなに変わったという、年月が伝わりにくい。
テンペストくらいの話数があったら違うんだろう。
■アテルイ伝4話を見る。これはもう、死にに行くばかりの話だ。ただアテルイとモレが二人最後まで離れずにいるのを見る話。鮭は戻らない。人々もまた戻らないことを暗示する。
蝦夷を、まとまらぬものを束ねたことが誤りではなかったか。とアテルイは言う。
そう、ともいえる。「蝦夷」はクニではない。
けれども。千二百年を経てなお、東北は、島でもなく、ひとつというわけでもない ...

2020年12月15日時代劇

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遅ればせながらアテルイ伝の1,2話を視聴。ちょー駆け足。もっと人のドラマが欲しいところだが、題材に免じてプラス評価。
あざまろ(呰麻呂)が反乱を起こしたとき「我(wah)は蝦夷だ」という。「外」という意味で与えられた名前を自分で名乗るというところに二重の視点を感じる。
「汝(nah)は誰だ」とアテルイの妹が問う。
蝦夷と呼ばれた人々が、自分たちを一体の国か民族のようなものとしてとらえていたら、自らの呼称があっただろう。それがないとしたら。ヤマトと対峙することで初めてその意識が立ち上がったのではないか。
線を引かれて外になる。いまでも様々にあること。 ...