LH映画2題。わざわざな話。(雑談)

ローカルヒーローの映画が2本、時を同じうして、近くに来ました。←こういうくくり方をしてしまうのは非常に乱暴だと思いつつ。
ひとつはヒーロー映画と言わないほうがいいのかもしれない。
2つとも見に行った人はどのくらいいるのかな?って思ってる。
そして、多くの人はどっちも知らないだろう、とも思ってる。
インディーズトクサツ(外国の人が「Indie Toku」とよく書いてるので真似してみた)の映画作品というのは、ずっと前から自主制作で作られてきたわけですが、今回の二つは、映画限りではない、普段は地元のショーやテレビで何らかの活動をしているヒーローやキャストがそのまま出る実写映画。この地続きな感じが、このごろっぽいんじゃないのかな。
それがただのプロモートに終わらず、最初から映画館でやる気で映画を作って、ちゃんと映画館での興行にこぎつけられて、同じ時期に映画館にかかっている。その巡り合わせ。
いずれも上映館は限られています。となると、動員を左右するのは、わざわざ行く人がどれだけ多いかってことです。
いまは、顔の見えるレベルのお客さん、なのではないか、と思う。
これはLH大決戦(2015年の映画)のときにも思ったこと。
この映画を県や地方に1つあるかないかの映画館でやって、誰が来るか?それは、遠くでもコラボでもショーに来るような層です。
実際客席見回したら知ってる顔になるわけだ。
前にやったハルサーエイカーやらマブヤーの映画の場合だったら、そもそも内地では本人を見られる機会が少ないわけで、たぶん、なんらかでテレビ作品を見ていて愛のある人が来てたんだろうなって思います。そういう人同士の結束が強い作品でもあります。だからわざわざ来る。
で、今回、私は、どこで、いつ見るか、ちゃんと計画して、時間見て電車に乗って2つの作品を見てきました。もちろんわざわざ。
以下、ネタバレゼロではないです。(たいしてバレません)
ヒーローズユナイト 結束!ヤツルギ×トライオー×忍者烈風
東京の蒲田という街が主なロケ地です。
なぜここか、詳しくは作品にゆずるとして、この話に深く関わる人物の本拠地となる場所だから、ですかね。
ご当地映画ではあるんです。しかし、この街をどうこうするという内容ではないと思う。
あ、なかみはねえ、ヤツルギ関連の映画を見たことある方なら言ってること分かると思うんですけど、空がぱきぱきってなったり、穴があいてうわーってどっかに飛ばされたり、がんばれーがんばれーだったり、変身前のカッコいいお兄さんたちが出たり、します。今回結構オモシロ要素もあったと思います。
私、いつも、終わりかな?いや、まだある、という最後のだめ押しの戦いのところで、長い…、この戦いが長いんじゃーって、自分がくじけそうになってしまうのですが、言い換えればそのくらいアクション満載の作品です。そういうクォリティを保ってるのでヤツルギのショーや映画がお好きな方は安心してご覧いただけると思うし、一部のキャラは本編よりいきいきしてるんじゃない?って印象も持ちました。(あ、でもね、八咫烏とソロバンの掛け合い漫才やってほしかった。せっかくだから。)
継続的にLHを送り出し続け活動を成り立たせるシステムを作ること。そのためにどんなスタイルをとったらいいのか。映画はこの団体の続けるそういった試みや模索の中にあるひとつと捉えています。
で、既存の3ヒーローの共闘となるので上映館はその地元である千葉(蘇我、幕張新都心)、埼玉(浦和美園)、大阪(茨木)の限定となりました。2/17,18,24,25の4日間。(蘇我のみ平日も上映)
舞台挨拶も連日その地元のヒーローが地元に出る形です。
挨拶だけじゃなく、ミニショーもあったよ。
千葉は盛況だった様子です。映画館の場所は、ヤツルギさんのホームのひとつですし、出てる人数も多いしね。大阪はわからん。トライオーはんの地元である。(関係ないけど、ゼロスさんの舞台がこの映画の後半戦と同時期だったそうです。これはこれでちょっと面白い巡り合わせだね。)
私は、一番近い(だが2時間半)埼玉県の浦和美園に見に行きました。(写真はMCの千葉さん、舞風花織役 桜羽未華さん、舞風彪太役 柳川公輔さん、けんじゅーさん)
埼玉は、初日の朝、来ていたお子さんに"なんできてる人少ないの?"って言われてた。こども、容赦ねえな。おかあさんは前になにかの(LHかな?)映画を見てたようで、前の時はもっとたくさんいたのにね、って話してました。
えー、近い人もっとがんばって。
まあ、でも、これはわかるよ。
烈風さんのテレビを好んで見てる層とこの映画に予想されるものは多分合わねえ。
逆にわざわざこの映画を観たいという人はわざわざ千葉に行っちゃうんじゃないだろうか。
もし飯能だったら、近所の人が来てくれただろうか?
ま、入りがどうでも彪ちゃん(ひょうちゃん、今回この字ですねん)の顔が見られたから個人的にはおっけー。このための早起きじゃ。
柳川さん、今回の映画では、ほかの二人がヤンk…もとい若いので、少し落ち着いた雰囲気にしたそうです。
おねえさんも、今回はサクラではないのだ。舞風花織さんです。
夏場の撮影の待ち時間に蜂に刺されてしまったらしいですが、いざとなればお医者さん(※烈風さんのチームには本職が医療の方たちがいます)もいるしと冷静に待っていて、でもショックで急に意識がなくなっても困るので台本に蜂に刺されましたって書き置いてたらしい。誰も知らない話だとのこと。いや、あぶないよ。知らせようよ。
上映後撮影会で。
あ、そうそう、あと、先着でサイン入りポスターもらえたので単純に嬉しい。
ライズ -ダルライザー THE MOVIE
ダルさん(ダルライザー)の映画は地元白河では昨夏からすでに公開されており、現在は常設の映画館シネマナナハチにてロングラン上映中。
東京では、白河のだるま市の次の週を狙っての公開です。
2/17-23までの一週間。池袋のシネマ・ロサにて夜20時からの公開。
毎年だるま市に合わせてオフ会という名のディナーショー(と本人が言ってる)が行われます。
そこでファンの人たちが現地に集まる。次の週にはその熱を持ったまま池袋に集まる。
そういうことでしょう。
私の行った日(18日)のトークで、客席に対して、白河に行ったことのある人、と、手を挙げさせたら、相当多くの手が上がっていました。
だるま市だけでなく、白河のイベント、白河のショーで行った人もいるでしょう。もう現地で見た人もいるでしょう。
つまり、わざわざ白河に行かせることにすでに成功してるんだと思う。このくらいの人数は。(なんつーか、わざわざの度が違う人が結構おるねん)
私もイベントや試写で行きましたから、手を挙げたけども。
来てるのはそういう人と、もし東京に来たなら、と待っていた人。そして、いくらかは友連れされた人っすね。
もう見てる、知ってる人が、友を巻き込むに値する映画として誰かに白羽の矢を立てて連れてきた。
そういう人もいるのが、RTまとめで見て取れます。初日は満席。1週間の動員は600人の目標を超えたそうです。次は福岡(天神ポケット3/1, 3/3, 3/4)。
ダルさんも、まずは映画館、それからご家庭へ、とおっしゃっていたけども、スクリーンで見るのがいいと思うよ。
どんな映画か、は、私にはうまく書けないな。
前にも書いたかもしれないけど、アメリカの、みずからミシンでコスチューム縫ってる系のヒーローへのリスペクトが入ってる普通の日本の映画、って感じに思ったです。
白河に行ったことがあれば見たことのある風景が出てきますが、知っているからどうということもない。
びみょーな規模の(すまん)地方の市のどこになぞらえてもよい話です。
しかし、普段のダルさんが自分の街白河の為にこだわり続けている有言実行の姿勢と、映画が白河と白河に住むひとを中心にして作られたこと自体のベクトルがぴたりと合うこと。それがここちよい。だから仕上げに現地で見ることに意味があると思って試写に出向きましたが、映画の内容は現実のダルさんにさらに重なってくるようでした。今回の東京は、なんとなく、いくことにしてました。関わっていたいなという気持ちがあったと思う。ナナハチもいずれ行きたい。(写真は映画内で使用されたダメージドスーツ)
トークの後、お見送りで出ていらした俳優さんに写真を撮らせてもらいました。
田辺マナブ役の三浦佑介さん。私はこの映画の中では田辺が好きです。(なお、"ゆうすけ"で"まなぶ"なのは偶然だ)
なにかポーズしますか?と聞かれたので
咄嗟に「ダイス」と答えたら即ダイスしてくれました。スバラシイ
そして、山口さんにそういう役じゃないでしょって言われる
ダルライザーこと和知健明さんと野田トオル役山口太郎さん。トークを聴くに、撮影中はどうも眠ったらしぬぞぉぉぉ、な現場を共にされたようです。
(ユナイトの現場は酷暑、ダルさんの現場は厳寒。LH関係、だいたい撮影裏話聴くと、暑い、寒いに収束する気がするんですが気のせい?)
東京は、まだ、顔が見えるお客さんのレベルなんじゃないかなあ、と、思ってる。ダルさんを知る人とその人づてと。
ほかの地域に持っていくとき、顔の見えるレベルをどうやって超えていくのか?
わざわざのきっかけはなんだ? 映画って、できてからも難しいねえ。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。はじめまして。
2015年7月から「忍者烈風」をMXで見続けている「烈風」ファンの者です。
ごあいさつが遅れましたが、よろしくお願いいたします。
放送開始当時、「烈風」の公式サイトがあまりに貧相だったので、情報不足を補うため、検索エンジンで調べまくっていたところ、こちらのブログにたどり着いた次第です。それ以来、何度か拝読させていただいておりました。
ところで、きくやまさんがお書きになっている「烈風さんのテレビを好んで見てる層とこの映画に予想されるものは多分合わねえ。逆にわざわざこの映画を観たいという人はわざわざ千葉に行っちゃうんじゃないだろうか。もし飯能だったら、近所の人が来てくれただろか?」って部分に「なるほど!」と思いました。
ご存知のように、この映画は2016年にBS12で放送された「ローカルヒーローチャンネル」の幹事だったヤツルギの制作ですが、「烈風」と「ライデンマル」って明らかに作風が異なりますものね。
それに浦和美園じゃなくて飯能や入間で上映していたとしても、わざわざお金を払って見に行く人がどれくらいいたのかなとか、ファンミーティングを埼玉じゃなく新宿で2回もやってる理由とか、いろいろ考えさせられました。
結局のところ、「烈風」の木川Pは東京でのビジネスを考えていて、だからMXで放送したり、新宿でファンミーティングをしたりしているんだろう、と。
まぁ、そのおかげで「烈風」に出会うことができたので感謝しているのですが、埼玉の人たちはどう思っているのかな、とも考えたりしています。では、また。
ninja-tokyoさん、コメントありがとうございます。
私は横浜に住んでおり、横浜のヒーローをずっとウォッチしています。
彼らの地元で続けている活動(おおむねこども向け/近所)に実際に接しながら、
テレビやコンテンツを作る制作活動や、音楽をやったりという芸能活動(おおむねおとな向け/広範囲)も見てきて、
その二面性についてはずっと観察しながら、考えてきました。たぶん、彼らは横浜に生まれ、横浜が拠点なだけなのではないか。
烈風さんも地元で本人達が地道なショーを続けながら、一方でコンテンツを作っている。
おそらくそのコンテンツは地元をモチーフにしながらも、広く一般に見てもらえる普遍的なものを作りたいという希望(野望?)があって作っているのだろうと思います。
今の状況として、「ご当地」を強く志向しているものも、以前であれば単に「自主制作」というくくりであったものも、ショーや映像のないグリーティングヒーローみたいなものも、実体ヒーローが存在するようなものについては、ローカルヒーロー、ご当地ヒーローというような名前で呼ばれる傾向があり、
また、予算や時間、リソースの制約から、自分の近所でやるのがリーズナブルだというところから、最初は本当に地元から出発・発表するという事情もあり、
それゆえに、周りは”うっかり”、ネイガーみたいなやつとかマブヤーみたいなやつ(なんとなくわかってください)を期待してしまうし、
作るほうも、ついご当地っぽく作ってしまうのではと思うのですが、たまたま生まれがそこだったというだけのことも多くあるのではないか。
本人のやりたかったことが、名前についている(つけてしまった)地方の名前に縛られるものではなかったと後から気づくことなんかよくあるんではないか、と、近頃は思っております。
このブログの記事に関していうと、多分烈風の映画が公開される、というような事態になれば(たとえ話ですよ)、わざわざ来てくれるのは、新宿にわざわざ来てくれたような人たちであろうと思います。
で、あの人達のおおかたは多分ヒーローズユナイトには来ない。ヒーローズユナイトに来るのはいずれかのヒーローのショーを見に来るような人たちだろうと思う。(新宿のなかに、ヒーローショーにカメラ持ってくる人たちもまざってますが、そういう人たちはわざわざ蘇我(ローカルヒーロー祭)にも行く、浦和美園にも行く。新宿にも行く。ベン図の重なったところに居る人です。)
ヤツルギ(ライデンなども)はショーと映像作品のターゲット割と重ねて作ってますので、たぶん、ショーと同じ人たちが来るんですよ。
烈風はそこらへんが違うだろうと思うんですよね。では軸はどっち?
外から見る限りは、映像だろうな、っていうふうに見えます。おそらく「東京」ですらない。もっと広いところ向けへの発信。
まー、私、作ってる人じゃないので本当のところは知りませんけど。
コメントへの回答では書き切れない部分もございますが、思うことについては都度こちらのブログや
モノによっては、はてなのブログに書いて参ります。よろしくお願いいたします。 きくやま(菊弥丸)拝