平成を出発して移動する点P(夏のL4まつり)
7/1 夏のL4まつり
於 LOFT/PLUS ONE
OPEN 18:00 START 18:30 前売 2000円、当日 2700円 (ほかにワンドリンク以上必須)
時間があいてしまいましたけど暑かったのでごめんなさい(そんな理由かよ)。
(有料イベントなのと…きおくがてきとーなので、あまりつぶさには書きません。ご容赦。)
L4は2017年4月設立。忍者烈風、妖ばなし(あやかしばなし)の制作母体というところでしょうか。
コンテンツ作ってるだけの会社でもないようです。社名からうかがい知れることもあるかもしれませんので、気になる方は検索していただければ。
今回は、TOKYO-MX2(東京の地上波放送局です)で放送している忍者烈風と妖ばなしのファンミーティングと位置づけたイベント。
いや、べつに制作会社のファンというわけではないのだが。
LOFT PLUS ONE は、行ったことのある方はご存じと思いますが、酒場です。注文すると、抽選券が増えていくしくみ
いくつか、イベント限定のメニューがありました。これはノンアルの「文車妖妃」というやつ。妖ばなしのストーリーテラー役の名前です。
前回のここでの烈風さんのイベントは休み時間とフォトセッション以外は撮影NGだったのですが、今回は写真は撮ってもいいということでしたので、そこそこ撮ってました。
写真があると内容が思い出せるので助かります。
いつもヒーローショーのおねえさんをやっている千葉優さんが会場をあっためてくれますよ。
岩鬼役だったりそれ以外だったりの、けんじゅーさん。
グッズやパッケージなどのデザインもしておられます。
本日のメインMCは、木川プロデューサー。
イベントの印象としては、方針発表会って感じでした。
ああ、この会社はこういうことやりたいのねーっていう。
木川さんは「平成のピープロ」というキーワードを挙げていらっしゃいました。
ピープロ。ぴんときますかね。
いまテレビのトクサツは本当に少数の枠しかありませんが、昭和40年代くらいの時期って、えらい数と種類の実写こども番組がありまして、
制作会社も東映、円谷、東宝(東宝も結構オカシカッタと思うけど)以外にあって、ライオン丸とかザボーガーとか作ってたのがピープロです。
(傍らでショーもやってたそうですが、私は地方民だったのでそういうのには縁が無かったです)
妖ばなしのスタッフロールが縦書きなのとか、あーー、って思いますよね。
まずは烈風さんパート。カメラを上げると迷惑になってしまうので、人の頭入りですみません。
舞風飄太役 柳川公輔さん。
主役の忍者烈風で、顔も出し、ショーの烈風もつとめられておりますが、
この界隈は主役だろうがなんだろうがなんでもやらさr…もとい、やるのがよくあることのように見うけられ、このイベントで使うNG集も編集されたみたいです。
ご自分の痛そうな怪我も公開してました。いたいいたい。
あと、抽選会の景品のひとつであった、忍者烈風のOP/EDの入った非売品CD(諸事情により一緒のCDで市販ができないそうです。これもよくあるっちゃーある)も飄太が焼いたそうです。1枚当たったよw。
サクラねえさんこと桜羽未華さん。お名前をサクラさんからとって改名されました。
今日は夏祭りということで、女性陣は浴衣で勢揃い。
さすが極まっておりますね。
月妃鈴華役、月妃しおりさん。大きな花柄があでやかです。
本編は、慣れないことでいろいろと大変だったみたいwです。
役名は善風とかいて「いかぜ」と読みます。筒井巧さん。
昔は本当にお目にかかれることがあるとは思ってなかったです。東京はおそろしいな。
ストーリー上、かなり「死亡フラグ」が立っていたところを見事に復活したという、盾螢さんこと岩井潤一さん。
また雷をまとったところも見たい。
途中で到着。八咫烏の声、かとう有花さん。
産休に入られていたそうでヤタさんが代役の回があるんですって。
お久しぶりの頭領(柴田秀勝さん)と、
カンペ書く役らしい小倉直寛さん(早風弦斗役)。
声優さんは台本を読みながら演技されるのが常なのでごにょごにょ。
弦斗くんは、おもいがけなく新しい装甲の装着者になっておどろいたみたいです。
会場の側面のほうに鬼の方々がおられますが、私の位置からはお客さんに隠れてしまうのでちょっとだけ。
幻影丸の三宅さん。カメラマンもやってるそうです。ショーにもお出ましですよ。
イクシマ童子の時田優さん。イクシマの世を忍ぶ仮の姿は会社員なので、名刺も作られたらしいです。
前に一般の方のツイートで「部長みたいな鬼」って書かれてて、ぷっ、ってなってしまった。部長みたいな鬼…だよ。まさに。
歌のお客様、高野二郎さん。忍者烈風のOPをお聞かせいただきました。
可笑しかったのが、飄太くんが、ヤタさんをペンライト代わりに振って応援してたとこ。
(ヤタさんがノリノリだったという可能性もある)
次に、妖ばなしパート。
ゆうかさんによる朗読がありました。読んでいるところはちょっと位置的に撮れませんでした。
代わりに、後から撮った文車妖妃役 ゆうかさん、化け文箱(声) 高槻佳奈さん、化け鋏(声) 松田留奈さん。
あと、山田ゴロ先生の意外な結末を迎えるお話が(笑)。聴かせますねえ。
監督やスタッフの方々からこれまでの担当作と、次シリーズの見所など。
けっこうギリギリをいってる作品とか、ある意味身内を犠牲にした作品とか(おい)、CGの試み、怪獣ものっぽくなりそうなものとかあるようす。
殺しの手口を考えてるとかいうと、必殺かなんかみたいですけど、そういう見方もできるんだなw
あと、新作から1作品上映がありました。
休み時間グリ。G子ちゃんR。かわゆし。
「ありがとうございます」と皆さんのところを回る烈風さん。
それを撮ろうとカメラ構えてたら手を差し出されました。
会えるヒーローの醍醐味"ボクと握手"だぜ。
新企画?的なものの発表がありました。
左側がG子ちゃんRとスターシャドウG。再生ヒーローということなんだろうか?
それから武蔵チームとサイセイバーチーム。こういった埼玉県チームでなんかやると。(どうも埼玉以外もありそうです。)
あと、川越あたりでやるらしい新しいヒーローのデザイン画も出てましたが、決定稿じゃないそうなので差し控えておきますね。
ここで、植村喜八郎さんが到着され…てから少々お酒をめされた後のご様子でお出まし。
さらなるキーマンになりそう。
抽選会でも思わぬ方が。坂元亮介 (阪本良介)さん。(出てないぞ(笑))
今後に期待できそうですか?
あ、そういえば、物販でなにやらの一式セットを買うと本編に出られる権がもらえる、というのがあって、全セット完売してました。
知ってる顔が出てくるかもね。
ラスト。フォトセッション。すごい人数になったねえ。
他の作品で何をやっていた何さんということは、今回のレポートには書いてません。
そういう観点で"ゴウカだー"と目を留める方もいると思うんだけど、それをメインの売りにしないのが烈風の姿勢かなと思う。
“平成のピープロ"に関してわたしの思ってること。
ピープロで思い出す作品は、例えば仮面ライダーが始まった頃(’70年代初頭)のものなんだけども、そのころのカオス度合いと、宇宙刑事の頃ではもう淘汰のされ具合が全然違う印象です。ウルトラ、ライダー、戦隊、メタル、他のやつ、以上!みたいな類型で捉えてる人と、もっと前のごっちゃぁぁーっとした空間を体感した人では、メジャーの電波に乗ってくるものの可能性に対する感覚が違うんじゃないかと思う。
今は、ライダーが毎年いろんなことになっちゃってるけど、あれは枠が絞りにしぼられてあれ(とか戦隊とか)しかないからですよね。
昔だったら別番組になってたもんじゃなかろうか。
で、新番組で、いままで見たことないデザインが出てくると「ご当地ヒーローのようだ」と言われたりするんですが、
インディーズでちゃんとやろうとすると、版権引っかからない、既存とは違うものを作らないとマズーな結果、チープ感を含みながら、メインルートでは見たことないです、みたいなものができたりする。本当に予算もないですし、ダサく見えたりもする。それが「ご当地ヒーローのようだ」の中味かなと思うけども、新しいライダーだの戦隊だって、何回か見るとみんな慣れるじゃないですか。見ちゃったらアリなんですよ。
かつてはそういうのがメジャー(一応全国の電波に乗ってるという意味で)でも存在した。そう思うと、ピープロ的なところを目指したいというのは、ほんわりとはわかる気がする。でもはっきりはわかんないな。それは活動を見ながら感じ取ることになろうかと。
出口でお客さんを見送ってくださっている木川さんに「平成、おわっちゃいますよ」といらんことを申し上げましたら
「いいじゃないですか!平成から始まったっていうことで!」といわれました。
L4は何を残すか?答えは平成よりも先の方にありそうですね。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。前回はご返答をいただき、ありがとうございました。
ツイッターは「ハッシュタグ#忍者烈風」を定期的に見ています。
ところで、ご存知かもしれませんが、「平成のピープロ」っていう言葉を最初に使った人は(木川Pじゃなく)骸696さんじゃないかな、と思います。
https://twitter.com/mukuro_dsl/status/619669261837963265
個人的には「烈風」オンリーで突き進んでもらいたいのですが、木川Pがピープロを目指すと公言されたからには、きっとピープロを目指すのでしょうね。
ちなみに、川越市を舞台にした新番組、放送が決定したみたいです。
https://twitter.com/2267Zv/status/1024417392556793856
https://twitter.com/2267Zv/status/1024421662689640450
話は変わりますが、「忍者烈風の構成を変えようと思う。1st当時はCGやアフレコの技術者や設備も無く、とりあえず形にする事を目的に、がむしゃらに作ったけど、環境が整った今、やっとやりたい事を表現できる。マジに1stから作り直そうかな…こんな事ができるのも独立プロの強みだな…」ってツイート。
https://twitter.com/2267Zv/status/1018903546312384512
私は「あぁ、またか」という感じがしました。
2013年に撮影された第1期が、2014年の映画版完成後にパイロット版に格下げされて、MXでは未放送になっている過去があるからです。
(現在の第1期は、2014年の映画版を編集したものらしいです。)
https://www.facebook.com/NINJA.REPPU/posts/424869017662552
その後も、主題歌(OP&ED)を録音し直したり、CGを追加したり、と良く言えば「現状に満足しない」、悪く言えば「生煮えのものを出す」タイプの人なので、これからも作り直し続けていくんだろうな、と。
https://twitter.com/2267Zv/status/707049710310129664
https://twitter.com/2267Zv/status/716471854886563842
https://twitter.com/2267Zv/status/776189569247039490
もちろん、作り直すことを否定するつもりはありませんが、でも、それって「独立プロの強み」ですかね。単に木川Pの個性だと思うのですが。。。
では、また。
>ninja-tokyoさん
木川さんのツイートも、烈風公式のツイートも普段すべて見ております。(流し見だけど)
パイロットを作り、作り直し、また作り直し、
そういう”迷いながら進めばいい”的な地元のプロジェクトと共にあるので、状態はよくわかります。
したいかどうか、しちゃうかどうか、公開するときに見る側のことを考えるかどうか等々が作り手側の個性ということでしょうが、
大きなプロダクションでは作り直しをしたくても動かさなければならない範囲が大きすぎ何年も待たねばかないません。
自分で作り直すことなどかなわないのが普通。
しかし、自分の財布の範囲で自分の好きにできる身の丈であれば、実行できます。独立プロの強みというのはそういう意味であろうと思います。
作り手の意図を受け手は左右できません。しかしできたものを、美味い、マズいということはできる。
正直、烈風以外に興味が無いのであれば、いままでの烈風が好きです、というスタンスで臨めば良いと思いますよ。